さなえちゃんとの出会い-1
2002年5月27日、その日は私が大きなチャンスを得ることになった忘れることの出来ない記念すべき日になりました。
それは、友人からの誘いで、彼女の家に私と同じように誘いを受けた人たちが集まった日です。
友人もまた、別の友人から“さなえちゃん”という人を紹介され、私たちに“うれしいこと”のバトンを手渡してくれたのです。
声を掛けていただいたのは、私を含め女性二人、男性二人の四人でした。
もちろん、私たちは顔馴染みでしたが何か雑談しながらも上の空で“さなえちゃん” という人がどんな人で、また、どんなお話しをし、お聞きすることが出来るのかと、お昼頃から心待ちにしていました。
そして、やっと友人宅の玄関から明るい元気な声が聞こえたのは陽も暮れかけた頃でした。
皆さんが遠慮がちにしている中、最初に“さなえちゃん”の前に挨拶に出たのは私でした。
そして手を触れたのでした。
早く話しをお聞きしたいと誰もが声には出さず“さなえちゃん”の言葉を待っていました。
しかし、“さなえちゃん”は、私たちに遅れたことのお詫びの言葉を残し、そのまま奥のキッチンへ行ってしまい、私たちの前にゆっくり座ることはありませんでした。
そうこうしているうちに、皆さんが次々と帰り支度を始め、不思議に感じるくらい、いそいそと帰ってしまったのです。
「成功するお話を聞きに来たのではなかったのかしら?・・・」残念に思いながら、一人残ってしまった私も支度を始めるしかありませんでした。
私は支度をしながら、それでもまだ「お聞きしたい!」と心で叫んでいました。
すると、友人と“さなえちゃん”が、「急ぐの?」と、ほとんど同時に奥から声を掛けてくれたのです。
「急ぐなんて、とんでもないです!」









